JR北海道バス 深名線
※2016年5月15日乗車時の状況です。
代替バス運行開始後は鉄道時代よりも本数を倍増、利便性を向上させましたが2002年に現在の本数へ減便。
この年には、路線免許や設備・車両はJRバスが持ちながらも、実際の運行を道北バスへ委託し更にローコスト経営となりました。
乗車したのは、名寄駅13:00発 幌加内行きです。
鉄道代替バスとは思えない、観光タイプの小型車両でした。
名寄駅からの乗客は自分含めて2人、小型車両を使うこの便はいつも利用者がこの程度なのでしょう。
途中の朱鞠内バス停では、幹線道路から外れて旧駅構内へ乗り入れて行きます。
(深名線内では)主要駅だった名残でしょうか、モニュメントもありロータリーが整備されています。
なお乗降は0でした。
名寄駅から約2時間で幌加内へ到着します。
ここから深川方面は通学需要もあるようですが、日中の利用は少ないのかこの便は乗降0。
名寄~深川での乗車人数は終始2人、鉄道代替バスとしては極端に少ない利用者数でした。
鉄道駅のあった地区でも人家が見当たらない所もあり、沿線環境は極めて厳しい状況です。
持続可能な公共交通という観点から言えば、深名線は前途多難であると思われます。