てぃーろーどの公共交通雑記

鉄道・バスを中心に公共交通なんでも扱う予定です。

2018-01-01から1年間の記事一覧

富良野・札幌往復きっぷ

JR北海道のトクトクきっぷを見てると、高速バスへ対抗するためにかなりの割引率となっています。 気になりましたのでちょっとピックアップしてみます。 今回は富良野発限定の富良野・札幌往復きっぷです。 https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/005896/ 富…

鹿教湯温泉駅

上田駅から千曲バスで大屋駅・丸子町を経て1時間強、鹿教湯(かけゆ)温泉駅に到着します。 ここはいわゆる東信と松本の中間に位置し、古くから温泉地として親しまれてきました。 現在はバス停以外の設備がないありふれた停留所ですが、かつては千曲バスを介し…

115系スカ色と戸倉駅

旧・信越本線のしなの鉄道線では、国鉄様式の駅舎が健在でした。 特にこの戸倉駅は、戸倉上山田温泉の玄関口としてかつては特急・急行も停車した主要駅。 駅構内は車両基地も兼ねており、今もしなの鉄道で運行上重要な駅となっています。 駅構内には立ち食いそ…

函館バス 快速松前号

先日に道南いさりび鉄道線を乗って木古内で新幹線乗り継ぎしました。 その間に駅前ロータリーへ出てみたところ、函館バスの快速松前号が停車していました。 函館から木古内・知内・福島を経て松前へ直通する、所要3時間以上の長距離系統になります。 エアロバ…

JR北海道のえきねっとトクだ値

先日、盛岡・鷹巣・弘前・津軽中里経由という大回りで、函館へ行ってきました。 期間限定のえきねっとトクだ値スペシャルとして、北海道新幹線の運賃・料金が50%引きとなる切符を入手したためです。 2万以上となる区間が1万ちょっとで行ける事になり、飛行機より…

ジェイアールバス関東 西那須野支店

2015年4月17日、訪問時の状況です。 営業所職員より許可を得て撮影しています。 JR宇都宮線の西那須野駅前に、JRバス関東の西那須野支店があります。 ここは国鉄時代より鉄道の培養線として、西那須野駅~塩原温泉を核とする塩原線の拠点になります。 またコ…

只見線と代行バス(会津川口~只見)

2015年7月30日撮影 只見線は2011年の豪雨で鉄橋流出等の発生、会津川口~只見が運休となっています。 この区間は2018年現在も代行バスで運行が続けられていますが、復旧スキームが確立したことから鉄道復旧となりました。 福島県を始めとする沿線自治体が線…

信越本線 碓氷峠区間の廃線跡

2018年5月21日 撮影 1997年に北陸新幹線が長野まで開業し、信越本線・横川~軽井沢が廃止されました。 県境を跨ぐ故に利用者が少なく、専用機関車もしくは特殊な車両が必須となるこの区間は、幹線鉄道としては異例の廃止となりました。 廃止から20年以上経た…

小鹿野町営バス

本日は久しぶりの埼玉県内で公共交通を満喫していました。 その一つとして秩父地域にある、小鹿野町営バスへ乗って来ました。 小鹿野町営バスは小鹿野町内、特に民間バスの無い旧・両神村域で走る自治体直営のバスです。 西武秩父駅と三峰口駅から路線が出て…

東日本交通・岩泉茂市線(JR岩泉線代替バス)

2017年4月25日現在の状況です。 朝5時に宮古を出発する山田線の列車で茂市駅へ向かいました。 木造のホーム上屋を有していた茂市駅を見るのも目的ですが、一番は2013年度で廃止となった岩泉線の代替バスに乗るのが目的でした。 05:50頃、茂市駅前に停車する…

JRバス東北・沼宮内線を辿って(後編)

馬渕小学校前から岩泉町内へ向かいますが、バスは水曜日に1本のみ運行でこの日は火曜日、バスが来ませんので歩きました。 葛巻市街側へ向けて歩くと荒沢口というバス停があります。 ここでは平成15年当時の時刻表痕が残っており、上荒沢口という行き先が見え…

JRバス東北・沼宮内線を辿って(前編)

※2017年4月24日現在の状況です。 以前にJRバスで小鳥谷駅から葛巻駅、葛巻と岩泉の境に近い荒沢口や馬渕小学校前と経て岩泉行くルートを辿りました。 この経路のうち、葛巻と岩泉を結ぶ区間は国鉄バス時代からある沼宮内線となっていましたが、葛巻と岩泉の…

JRバス関東 白棚線専用道

※2014年9月3日撮影時の状況です。 今なおJRバスによる運行が続く白棚線ですが、鉄道用地を転用したバス専用道があります。 昭和32年に専用道路化されて以来、BRTに近い運行形態が続いています。 バス専用道区間は60km/hの法定速度で走行出来て、鉄道由来の線…

磐城金山駅(JRバス関東)

※2014年9月3日に撮影時の状況です。 東北本線・白河駅と水郡線・磐城棚倉駅を結ぶ、JRバス関東・白棚線の中間に磐城金山駅があります。 窓口営業はJR東日本直営時代に取り止め、駅舎も1996年に解体され用地は国道に転用されています。 1996年に整備されたと思わ…

ジェイ・アール北海道バス 江別駅

※2014年7月25日現在の状況です。 札幌都市圏の東端となりうる函館本線の江別駅にも、JRバスが乗り入れます。 函館本線に並行しつつ新札幌駅へ直通する空知本線、北広島駅方面へ向かう共栄線等が発着します。 いずれも国鉄バス時代から脈々と続く歴史ある路線…

奈井江駅

奈井江駅はJR北海道 函館本線の駅です。 特急列車は全て通過し普通列車のみが停車しますが、かつては急行列車が停車していました。 奈井江町の玄関口であり、平成28年まではみどりの窓口も設置されて主要駅の扱いでした。 しかし一連の経営問題で経費削減の…

JR北海道、自立経営の確立へ向けて

本日、国土交通省より「JR北海道の経営改善について」と「監督命令書」が公表されました。 JR北海道の経営改善について http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo05_hh_000085.html 【別添1】JR北海道の経営改善について http://www.mlit.go.jp/common/001…

JR北海道、二度目の監督命令へ

国交相、JR北海道に監督命令へ 支援策の全容判明 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/212300 『経営難で赤字路線見直しを進めるJR北海道への国の支援策の全容が25日、分かった。国土交通相が経営改善を求め、JR会社法に基づく異例の監督命令を出…

府屋駅

新潟県の最北に位置し、旧山北町の中心駅となる府屋駅です。 特急いなほも停車し、みどりの窓口も設置されています。 跨線橋は地方では珍しいコンクリート製ですが、海に近く潮風の影響を受けやすいためでしょう。 昭和49年竣工で国鉄の信濃川工事局が設計し…

あつみ温泉駅

国鉄時代からのコンクリート造りな駅舎が残る羽越本線・あつみ温泉駅です。 特急列車も停車し、近くには名の通りあつみ温泉が位置する主要駅です。 国鉄時代には温海駅と名乗って温海町の代表駅でしたが、難読な地名のため温海(あつみ)の読み方をPRするべく現…

信濃大町駅

大糸線で最大の中間駅が信濃大町駅になります。 大糸線の線名の由来にもなっていますが、大町から糸魚川へ向かう(松本~信濃大町は私鉄を買収)ことによるものです。 立山黒部アルペンルートの玄関口でもあり、扇沢駅へは毎時1本程度バスが出ています。 木造…

関電トンネルトロリーバス(扇沢駅にて)

扇沢駅が関電トンネルトロリーバスの拠点となる場所です。 トロリーバスの車庫があり、整備・点検を実施しています。 ここからは、信濃大町駅や長野駅への路線バスが発着し、乗り継ぎ地点でもあります。 駅前に駐車場はありますが、シーズン期は満杯になるほ…

関電トンネルトロリーバス

ケーブルカーは黒部湖駅までですが、関電トロリーバスは黒部ダム駅と別になっています。 黒部湖駅から黒部ダム駅までは徒歩連絡となり、黒部ダムのアーチ部分を歩く形です。 黒部ケーブルカーまでは立山黒部貫光の運営でしたが、関電トンネルトロリーバスは…

黒部ケーブルカー

黒部平駅から黒部湖駅までは、黒部ケーブルカーが接続します。 区間は800m程度、駅構内を除いた全区間がトンネル内を走行します。 車両は汽車会社製で、昭和44年製造となっています。 黒部ケーブルカー開業以来、40年弱に渡り現役で稼働しています。 黒部湖…

立山ロープウェイ

大観峰駅からは黒部平駅まで立山ロープウェイが接続します。 このロープウェイは1スパン式と呼ばれ、約700mの間に支えが無いワイヤーで運行されています。 雪崩等で支柱が流されないよう、あえて支えをなくしているようです。 ロープウェイ車内からは、支柱…

立山トンネルトロリーバス

室堂ターミナルからは、日本国内でも2系統しかないトロリーバスが接続します。 立山黒部貫光が運営する立山トンネルトロリーバス、2019年度からは日本唯一のトロリーバスとなります。 一見するとバスですが、架線から給電をする無軌条電車となり、鉄道扱いと…

立山高原バス

立山黒部アルペンルートで、美女平駅~室堂を結ぶバスが立山高原バスです。 立山~黒部平までケーブルカー・バス・トロリーバス・ロープウェイとありますが、全て立山黒部貫光㈱で運営されています。 美女平駅前はバス車両の留置場と給油所があり、立山高原…

立山ケーブルカー

6月26日に立山黒部アルペンルート行きました。 ほぼ丸一日移動だけでしたが、ユニークな乗り物を乗り継いでいくのは楽しかったものです。 池袋から富山までは夜行バス、電鉄富山から立山まで電車でいずれも富山地方鉄道です。 地方私鉄でもバス事業の分社化…

在りし日の中央バス滝川ターミナル

2018年3月31日まで、北海道中央バスの滝川ターミナルが有りました。 滝川駅から徒歩3分程度離れており、中央バスのターミナルとして長年機能してきました。 滝川市内線・郊外線(浦臼・北竜・深川・美唄・芦別方面)・札幌方面の高速バス等 全てが乗り入れて滝川駅以…

ジェイアールバス関東 東関東支店(2017年8月訪問)

八日市場から移転・新築となった、JRバス関東でも一番新しい東関東支店です。 ここは八日市場を発着する高速バスや国鉄バス時代から脈々と続く、多古線や栗源線の一般路線バスを運行しています。 広い構内を持ち、給油・メンテナンス・留置それぞれもゆとりのあ…