てぃーろーどの公共交通雑記

鉄道・バスを中心に公共交通なんでも扱う予定です。

西日本JRバス 金沢エリア(名金線)の路線見直しについて 〜金沢市議会 議事録から〜

2022年2月9日、西日本JRバスの金沢営業所管内で、大規模な路線の見直しを行われることが発表されました。 特に注目すべき事項として、北陸本線金沢駅〜城端線福光駅を短絡ルートとして機能していた名金線の大部分が廃止され、残るは金沢近郊の区間のみとなり…

国鉄 土佐大正駅

JR四国の予土線に乗りましたが、行き違い待ちのため土佐大正駅で27分停車。 この時間を利用して駅前を少し見てみると、駅前の道路にある案内で国鉄が今なお現役でした。 土佐大正駅を含む区間が開通したのは昭和49年、下手をするとこの案内も45年物です。 …

美良布駅に残る国鉄バス表記

JR四国バス 大栃線の美良布駅にある駅名標です。 JR四国バス と上に貼ってあったと思われますが、剥がれてしまって国鉄バスの表記が浮かび上がっています。 美良布駅 のフォントも古めかしい感じです。 【撮影日】2019.11.2 【撮影場所】高知県香美市(旧:香…

伊予鉄南予バス レインボーRJ

松山を中心に愛媛県内で鉄道やバスを展開する伊予鉄道ですが、八幡浜や大洲、久万高原では子会社である伊予鉄南予バスとなります。 こちらで車齢30年超の日野レインボーRJが今なお現役で、先日初めて見る機会がありました。 丸目2灯の前面にインパクトがあり…

日高本線復旧ならず、バス転換へ

日高線「全線バス転換」へ 7町長が多数決で結論 | HTBニュース 2015年の爆弾低気圧により厚賀〜大狩部間にて被災した日高本線、沿線町長の多数決によりついにバス転換への方向が定まりました。 4年の歳月が流れて、代行バス通学のみで過ごした高校生も出てき…

根室交通 有磯営業所

(2016年5月17日訪問 事業者に許可得て撮影) 北海道の根室振興局管内で展開するバス事業者です。 有磯営業所は根室交通で唯一の車庫機能を持つ拠点で、根室市郊外に位置します。 根室市内の各線と花咲・厚床方面の郊外線、中標津空港連絡バス、 釧路~根室の…

びゅうプラザ全店舗閉鎖と今後のJR東日本を考える(4終)

2015年、JR東日本はびゅうブランドのダイナミックレールパックを立ち上げました。航空会社やネット系旅行代理店のツアーでは既に一般的となっていましたが、往復の交通と宿を自由自在に組み合わせる新しい形のパック旅行です。需要予測や残席数に応じて、便…

びゅうプラザ全店舗閉鎖と今後のJR東日本を考える(3)

2010年代にiPhoneとAndroidのスマートフォンが4G回線と共に爆発的に普及しました。 これはいつでもどこでもWebページのアクセスが容易となり、アプリの多様化と高機能化でネット予約が大きく進化しました。3G携帯では回線速度や操作性等で限界があり難しかっ…

北海道北見バス 北見バスターミナル

(2017年9月訪問) 北見駅から徒歩数分、旧東急百貨店の1Fにあった北海道北見バスのバスターミナルです。 2018年12月に駅直結の新しいバスターミナルへ移転し、現在使用されていません。 行燈式の方面案内が印象的なターミナルでした。 赤色のバスはドリーミン…

沿岸バス 羽幌ターミナル・羽幌営業所

(2015年9月訪問) かつて留萌本線の留萌駅から羽幌を経て宗谷本線の幌延までを結ぶ、 国鉄羽幌線がありました。 いわゆる特定地方交通線に選定されて、1987年国鉄分割民営化の前々日に廃止となり、 沿岸バスの代替バスに転換されました。 今なお留萌~羽幌~…

ブログ移行について

ヤフーブログ終了についてあまり真剣に考えていませんでしたが、9/1から編集が出来なくなるとのことで決断しました。 この記事をもって、はてなブログへタイトル名そのままに移行致します。 読者がいらっしゃるのか分かりませんが、はてなブログにて記事を載…

びゅうプラザ全店舗閉鎖と今後のJR東日本を考える(2)

2000年代以降インターネットが急速的に普及し、航空会社やホテルは旅行代理店に販売を頼らずとも、国内全域で直接個人への販売が出来るようになりました。 旅行代理店を通すと手数料が発生しますが、直販が出来れば手数料無しで済みます。 大多数の個人と簡…

びゅうプラザ全店舗閉鎖と今後のJR東日本を考える(1)

ここのところ放置していましたので、Yahooブログ閉鎖を今更ながらに知りました。 さて数日前にJR東日本の旅行代理店である、びゅうプラザを2021年度末で閉鎖すると発表がありました。 個人的には分割民営化以後、国鉄の外郭団体であったJTBとは決別して、独…

陸前高田駅(2015年3月当時)

自動車駅に該当するのか分かりませんが、東日本大震災で被災しBRTの駅として営業する陸前高田駅です。 2015年3月10日現在では、曜日限定ながらもみどりの窓口が営業していました。 陸前高田は市街地のほぼ全域が津波による被害を受けて、街ごと消失してしま…

遠州鉄道 水窪町バス停(元JR東海バス 水窪町駅)

JR飯田線の水窪駅から歩いて10分程度、今は浜松市の一部となった水窪町の市街地北側にあります。 ここは遠州鉄道の西鹿島駅から水窪町を結ぶ、北遠本線の終点側のバス停となります。 かつては国鉄佐久間線の鉄道先行路線として国鉄バス·JRバスの天竜本線を名…

八高線キハ110を追って

沿線撮りしたのも数年ぶりですが今年の初撮りです。 気が付けばキハ110系列も登場から20年以上経過し、古参の部類にもなってきました。 新製のディーゼル車もステンレス車両が増えてきて、JRの鋼製車両としては末期のグループでしょうか。 未だにキハ40系列が多…

富良野・札幌往復きっぷ

JR北海道のトクトクきっぷを見てると、高速バスへ対抗するためにかなりの割引率となっています。 気になりましたのでちょっとピックアップしてみます。 今回は富良野発限定の富良野・札幌往復きっぷです。 https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/005896/ 富…

鹿教湯温泉駅

上田駅から千曲バスで大屋駅・丸子町を経て1時間強、鹿教湯(かけゆ)温泉駅に到着します。 ここはいわゆる東信と松本の中間に位置し、古くから温泉地として親しまれてきました。 現在はバス停以外の設備がないありふれた停留所ですが、かつては千曲バスを介し…

115系スカ色と戸倉駅

旧・信越本線のしなの鉄道線では、国鉄様式の駅舎が健在でした。 特にこの戸倉駅は、戸倉上山田温泉の玄関口としてかつては特急・急行も停車した主要駅。 駅構内は車両基地も兼ねており、今もしなの鉄道で運行上重要な駅となっています。 駅構内には立ち食いそ…

函館バス 快速松前号

先日に道南いさりび鉄道線を乗って木古内で新幹線乗り継ぎしました。 その間に駅前ロータリーへ出てみたところ、函館バスの快速松前号が停車していました。 函館から木古内・知内・福島を経て松前へ直通する、所要3時間以上の長距離系統になります。 エアロバ…

JR北海道のえきねっとトクだ値

先日、盛岡・鷹巣・弘前・津軽中里経由という大回りで、函館へ行ってきました。 期間限定のえきねっとトクだ値スペシャルとして、北海道新幹線の運賃・料金が50%引きとなる切符を入手したためです。 2万以上となる区間が1万ちょっとで行ける事になり、飛行機より…

ジェイアールバス関東 西那須野支店

2015年4月17日、訪問時の状況です。 営業所職員より許可を得て撮影しています。 JR宇都宮線の西那須野駅前に、JRバス関東の西那須野支店があります。 ここは国鉄時代より鉄道の培養線として、西那須野駅~塩原温泉を核とする塩原線の拠点になります。 またコ…

只見線と代行バス(会津川口~只見)

2015年7月30日撮影 只見線は2011年の豪雨で鉄橋流出等の発生、会津川口~只見が運休となっています。 この区間は2018年現在も代行バスで運行が続けられていますが、復旧スキームが確立したことから鉄道復旧となりました。 福島県を始めとする沿線自治体が線…

信越本線 碓氷峠区間の廃線跡

2018年5月21日 撮影 1997年に北陸新幹線が長野まで開業し、信越本線・横川~軽井沢が廃止されました。 県境を跨ぐ故に利用者が少なく、専用機関車もしくは特殊な車両が必須となるこの区間は、幹線鉄道としては異例の廃止となりました。 廃止から20年以上経た…

小鹿野町営バス

本日は久しぶりの埼玉県内で公共交通を満喫していました。 その一つとして秩父地域にある、小鹿野町営バスへ乗って来ました。 小鹿野町営バスは小鹿野町内、特に民間バスの無い旧・両神村域で走る自治体直営のバスです。 西武秩父駅と三峰口駅から路線が出て…

東日本交通・岩泉茂市線(JR岩泉線代替バス)

2017年4月25日現在の状況です。 朝5時に宮古を出発する山田線の列車で茂市駅へ向かいました。 木造のホーム上屋を有していた茂市駅を見るのも目的ですが、一番は2013年度で廃止となった岩泉線の代替バスに乗るのが目的でした。 05:50頃、茂市駅前に停車する…

JRバス東北・沼宮内線を辿って(後編)

馬渕小学校前から岩泉町内へ向かいますが、バスは水曜日に1本のみ運行でこの日は火曜日、バスが来ませんので歩きました。 葛巻市街側へ向けて歩くと荒沢口というバス停があります。 ここでは平成15年当時の時刻表痕が残っており、上荒沢口という行き先が見え…

JRバス東北・沼宮内線を辿って(前編)

※2017年4月24日現在の状況です。 以前にJRバスで小鳥谷駅から葛巻駅、葛巻と岩泉の境に近い荒沢口や馬渕小学校前と経て岩泉行くルートを辿りました。 この経路のうち、葛巻と岩泉を結ぶ区間は国鉄バス時代からある沼宮内線となっていましたが、葛巻と岩泉の…

JRバス関東 白棚線専用道

※2014年9月3日撮影時の状況です。 今なおJRバスによる運行が続く白棚線ですが、鉄道用地を転用したバス専用道があります。 昭和32年に専用道路化されて以来、BRTに近い運行形態が続いています。 バス専用道区間は60km/hの法定速度で走行出来て、鉄道由来の線…

磐城金山駅(JRバス関東)

※2014年9月3日に撮影時の状況です。 東北本線・白河駅と水郡線・磐城棚倉駅を結ぶ、JRバス関東・白棚線の中間に磐城金山駅があります。 窓口営業はJR東日本直営時代に取り止め、駅舎も1996年に解体され用地は国道に転用されています。 1996年に整備されたと思わ…