てぃーろーどの公共交通雑記

鉄道・バスを中心に公共交通なんでも扱う予定です。

大井川鐵道の路線バス

イメージ 1
(撮影日…2018年5月23日)

 

SL列車とアプト式列車で有名な大井川鐵道ですが、わずか2系統ながらも路線バスが走っています。
 
イメージ 2
 
1つは千頭駅から奥泉駅前を経由して寸又峡温泉まで向かう系統、もう1つは千頭駅から井川線と並行し閑蔵駅まで向かう系統です。
寸又峡温泉は温泉地へ向かう鉄道線の培養という側面がありますが、閑蔵駅までの系統は鉄道である井川線よりも速い・安い・快適?な短絡ルートを構成しています。
千頭~閑蔵は井川線で所要1時間30分ですが、バスは30分で結びます。
子会社の大鉄アドバンスで運行されていますが、千頭駅でも乗車券が購入できダイヤも鉄道線との連携があります。
路線バスに充てられる車両は把握できた限り4台ですが、ラインナップは個性的です。
 
イメージ 3
 
どこかの大都市圏から引っ張ってきたであろう、レインボーHRの中型ロング車が1台居ました。
一見左右対称に見えますが、運転席側の窓下がドア側の正面窓と合わせるべく、黒の塗装でカモフラージュされています。
 
イメージ 4
エアロスターですが、行先表示器が正面上部にない観光マスクのようです。
 
イメージ 5
最初は観光バスと思いましたが、観光バスのボディを載せたエアロスターだそうです。(Wikipedia参照)
エアロバスKと同等の車体を架装したエアロスター大井川鐵道

平日のためかバスの利用者は少ないものの、10時台の寸又峡温泉千頭駅、13時台の千頭駅寸又峡温泉は10名前後の利用者がいました。
寸又峡温泉へは対向車と離合できない箇所も多く、大型バスで駆け抜ける運転技術は凄いものでした。