JRバス東北 早坂高原線
早坂高原線は岩手県の岩泉町に位置する龍泉洞から、岩泉町市街を経て盛岡を結ぶJRバス路線です。
山間部を走り所要2時間以上を要することから、全区間一般道を経由しながらも高速仕様車が使われています。
運賃表示器があり整理券方式の運賃後払いで、一般路線バスと同じ扱いになります。
国鉄時代から脈々と続く一般道経由の長距離路線ですが、国庫補助対象の系統で利用者は減少傾向にあります。
途中の道の駅三田貝分校で、トイレ休憩を兼ねて5分停車します。
実際に小学校の分校として使用された敷地内に、校舎をイメージとした道の駅として開業されました。
岩泉から2時間掛けて、盛岡駅へと到着します。
岩泉では事実上唯一の幹線交通であり、県都盛岡を直結する交通手段として重要な役目を果たします。
岩泉町内ではかつてJRバスの一般路線バスが各地へ走らせていましたが、この早坂高原線を除いて2003年に全て撤退しました。
早坂高原線も国庫補助対象系統であり利用者もそう多くはなく、JRバスで存続している事が奇跡にも思える状況です。