てぃーろーどの公共交通雑記

鉄道・バスを中心に公共交通なんでも扱う予定です。

関電トンネルトロリーバス

ケーブルカーは黒部湖駅までですが、関電トロリーバス黒部ダム駅と別になっています。

黒部湖駅から黒部ダム駅までは徒歩連絡となり、黒部ダムのアーチ部分を歩く形です。

黒部ケーブルカーまでは立山黒部貫光の運営でしたが、関電トンネルトロリーバス関西電力による直営事業です。

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黒部ダム駅に着くとこのような広告があります。
関電トンネルトロリーバスは、2018年度で運行終了となり、2019年度からは電気バスによる自動車での運行へ切り替わります。
トロバスラストイヤーとして、記念乗車券の発売・車庫見学会等様々なキャンペーンが実施されています。
 
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ごく普通の案内サイン類ですが、トロリーバスと書かれたサイン類は今年度を最後に全て書き換え・貼り替え等で消える事になるようです。
 
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首都圏の各鉄道駅でお馴染みの時計があり、やはりトロリーバスは鉄道事業なのだと思い起こされます。
マーカーランプの付いた車両は、岡山の宇野自動車にあると聞いてはいましたが、初めて見ました。
 
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集電装置はビューゲル式のようです。
架線は駅構内のみシンプルカテナリー式が並列で張られて、トンネル内は剛体架線となっています。
 
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トンネル内で扇沢駅からの車両とすれ違います。
緑のランプは先頭車を表すようで、通過台数の確認をしながら、すれ違い時に閉塞内の安全を確保するようです。
 
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トンネル建設時に水が大量に湧出したと言われる破砕帯を通過します。
現在も水が湧出しているのか、トンネル内も水たまりが見えます。
 
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黒部ダム駅から16分で、長野県側の出入り口である扇沢駅に到着します。
扇沢駅付近は、トロリーバスで唯一の地上区間です。
背部には車庫があり、関電トロリーバスの拠点となります。