信越本線 碓氷峠区間の廃線跡
2018年5月21日 撮影
1997年に北陸新幹線が長野まで開業し、信越本線・横川~軽井沢が廃止されました。
県境を跨ぐ故に利用者が少なく、専用機関車もしくは特殊な車両が必須となるこの区間は、幹線鉄道としては異例の廃止となりました。
廃止から20年以上経た今でも遺構は多く残っています。
トンネルがありますが一部位置関係が合わず、国道18号線の用地に転用されたと思われます。
途中の熊ノ平からは、廃線跡に沿って遊歩道が整備されています。
廃線跡はトロッコを走らせる計画があり、今も線路が健在しています。
かつてアプト式鉄道だった時代には駅として機能していたようですが、碓井新線開業後の粘着運転開始と共に信号場へ格下げとなりました。
変電所の跡地でしょうか。
電車だけでなくEF63が2両連なって走ると、電気の消費量も多かったと思います。
架線柱に動くものがいると思って良く見ると親子の猿でした。