鹿教湯温泉駅
上田駅から千曲バスで大屋駅・丸子町を経て1時間強、鹿教湯(かけゆ)温泉駅に到着します。
ここはいわゆる東信と松本の中間に位置し、古くから温泉地として親しまれてきました。
現在はバス停以外の設備がないありふれた停留所ですが、かつては千曲バスを介して国鉄線の乗車券を発売していたことから駅として呼称されてきました。
バス停前の商店軒先にて今なお名残を留めています。
駅とはありますが、駅舎は国鉄連絡を取り扱っていた当時から無く、バス停の置かれている区画の商店へ委託による発売だったようです。
鹿教湯温泉は大規模な旅館が無くやや小ぢんまりとした温泉地ではありますが、開湯は1200年前で国から保養温泉地と認定されていました。
「鹿が教えてくれた湯」が温泉名の由来になっているようで、鹿風にデザインされたものがありました。