旧・信越本線のしなの鉄道線では、国鉄様式の駅舎が健在でした。
特にこの戸倉駅は、戸倉上山田温泉の玄関口としてかつては特急・急行も停車した主要駅。
駅構内は車両基地も兼ねており、今もしなの鉄道で運行上重要な駅となっています。
駅構内には立ち食いそばや喫茶店が入居し、直営駅かつ有人駅となっています。
平成28年度までは、窓口でJRの指定席券・特急券・乗車券等も扱っていたようです。
跨線橋の脇には国鉄時代からの駅名標が残されていました。
駅ホームの上屋は古レールを再利用したものが残り、国鉄の遺産である証になります。
最近に塗り替えられたしなの鉄道の115系スカ色です。
2両はちょっと短い気もしますが、国鉄車両の国鉄色は今や貴重なものになりました。