在りし日の中央バス滝川ターミナル
2018年3月31日まで、北海道中央バスの滝川ターミナルが有りました。
滝川駅から徒歩3分程度離れており、中央バスのターミナルとして長年機能してきました。
滝川市内線・郊外線(浦臼・北竜・深川・美唄・芦別方面)・札幌方面の高速バス等
全てが乗り入れて滝川駅以上に拠点性の高いものでした。
ターミナル内は頭端式であり、出発の際はバックで出てから発進です。
1番から8番乗り場まで存在し、各系統ごとに発着場所が定められていました。
待合室内には自動券売機が設けられて、高速バスだけでなく郊外線の乗車券も購入出来ました。
時刻表と高速バスの案内です。
高速バスの案内は古めかしいですが、今なお高速バスネットワークを維持しています。
滝川市は人口5万人以下の小都市ですが、これだけのバスが発着しているのも凄いです。
滝川~深川は2系統が毎時1本ずつ
滝川~砂川は毎時2本以上
滝川~赤平~芦別は45分間隔
滝川市が周辺自治体の拠点となるのでしょうか。
JR線よりも高頻度で、近距離移動はバス利用が定着していると思われます。
2018年4月1日からは滝川駅前ロータリーを発着となり、滝川ターミナルは閉鎖されました。
これは駅前再開発で、公共交通の結節点として機能を強化するものと思われます。
近年は建物の老朽化と共にバス利用の減少からか、バスターミナルの閉鎖が相次いでいます。
少しでも記録をしておきたいものです。