てぃーろーどの公共交通雑記

鉄道・バスを中心に公共交通なんでも扱う予定です。

JRバス関東 白棚線1

先日、福島県白河市を走るJRバス関東運行の白棚線へ乗りに行ってきました。

白棚線とは、東北本線白河駅から水郡線磐城棚倉駅を結ぶ路線であり、国鉄・JRにおいてのバス路線です。
かつて鉄道路線でありましたが、需要の少なさから不要不急路線として戦時中バス転換され戦後に鉄道線の敷地が転用され国鉄バス専用道として整備されました。
高速道路が未整備で数多の国道が未舗装だった昭和30年代前半に、アスファルト舗装で最高速度60km/hは日本トップクラスの道路状況で、国鉄も高速道路の登場まで白棚高速線と名付けていました。
今回はその様子を掲載したいと思います。

まず、白棚線起点の白河駅から。
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今では、新幹線停車駅の新白河駅周辺が繁栄していますが、白河市の中心は白河駅周辺で公共施設もこちらに集積しています。

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駅前ロータリーの1番のりばから白棚線は発着しており、本数は時刻表を見ると毎時1本以上確保されています。
行き先・方面案内の旧国名+地区名のバス停名が、堂々たるもので国鉄バスからの伝統です。
色がかすれたバス停名は、過去に複数の経由地・行先があった名残で、現在は新白河駅南湖公園・磐城金山・磐城逆川を経由する棚倉駅行きかさらに棚倉町郊外へ行く祖父岡行きのみです。

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朝一番の便、06:00発の白棚線祖父岡行きです。
平日でもラッシュにはまだ早く閑散としていました。(時折散歩中の犬の鳴き声が)

次回以降、白棚線の専用道区間を紹介したいと思います。

追記
カメラを一眼にして高画質になったはいいものの、ファイルサイズが莫大です()
こちらのページは40%以下に縮小して3枚が限界でした。
2000万画素クラスとなると編集が大変ですねぇ…