てぃーろーどの公共交通雑記

鉄道・バスを中心に公共交通なんでも扱う予定です。

遠州鉄道 水窪町バス停(元JR東海バス 水窪町駅)

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JR飯田線水窪駅から歩いて10分程度、今は浜松市の一部となった水窪町の市街地北側にあります。
ここは遠州鉄道西鹿島駅から水窪町を結ぶ、北遠本線の終点側のバス停となります。

かつては国鉄佐久間線の鉄道先行路線として国鉄バス·JRバスの天竜本線を名乗り、2002年までJR東海バスによる路線運行がされていました。
水窪町には派出所が置かれて、車庫や乗務員宿泊所を有する拠点として機能していました。

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分かりやすいよう反転させましたが、現存する待合室は扉にあるように国鉄バス時代からの物のようです。
待合室内に残る通信配線箱は旧字体表記であり、昭和35年製となっていましたので築60年弱と思われます。

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車庫も建物財産標見ると昭和35年築となっており、国鉄時代からの建造物となります。
この車庫は遠州鉄道だけでなく浜松市自主運行バスである、水窪ふれあいバスも使用しています。
車庫の路面にJRバスのペイントが今なお残っています。

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遠州鉄道の中型ロング車によるノンステップバスです。
山間部を走りながらもバリアフリーが進んでいて、実際に乗ってきた乗客も高齢者がほとんどでした。

西鹿島駅水窪町は道程50kmほどありますが、西鹿島駅乗継で天竜川沿いの集落と浜松市中心を繋ぐ基幹的なバス路線です。
遠州鉄道としては2019年9月末をもって廃止となる見込みですが、浜松市自主運行バスとしてバス路線が引き継がれます。