てぃーろーどの公共交通雑記

鉄道・バスを中心に公共交通なんでも扱う予定です。

区界駅

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【撮影日】2018年2月10日
【路線名】JR東日本 山田線
【建造年】1928年9
【営業形態】直営駅(2018年4月22日無人化予定)
 
盛岡と宮古の境界に近い山間部の駅で、山田線においても中間地点として交換設備を持っていました。
利用者は1日平均数人と極端に少ないにもかかわらず、山田線が連査閉塞と呼ばれる非自動閉塞を使っていたために直営駅で駅長配置駅となっています。
 
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直営駅でみどりの窓口はありませんが、指定席等も電話取次ぎによる補充券対応が出来ました。
なお、信号扱い中は窓口対応が出来なくなります。
 
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「お帰りなさい 山田線」の垂れ幕が駅舎に掛かっていました。
2015年12月の土砂災害により2年弱運休が続いていましたが、2017年11月より運転が再開されました。
 
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国鉄時代からと思われるホーロー看板の駅名板。
東日本管内ではローカル線でも見かける機会は少なくなりました。
 
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電話連絡にて信号を操作する連査閉塞は、山田線がJR線として最後まで実施されていました。
しかし2018年3月24日より信号扱いが自動化、交換設備も廃止となり区界駅では列車の行き違いが出来なくなりました。
さらに、4月22日より山田線全線でCTC化となりポイント切り替え等も自動化されます。
区界駅で駅員を配置する理由が無くなり、CTC化と共に無人化される事になるようです。