てぃーろーどの公共交通雑記

鉄道・バスを中心に公共交通なんでも扱う予定です。

ジェイ・アール北海道バス 江別駅

※2014年7月25日現在の状況です。 札幌都市圏の東端となりうる函館本線の江別駅にも、JRバスが乗り入れます。 函館本線に並行しつつ新札幌駅へ直通する空知本線、北広島駅方面へ向かう共栄線等が発着します。 いずれも国鉄バス時代から脈々と続く歴史ある路線…

奈井江駅

奈井江駅はJR北海道 函館本線の駅です。 特急列車は全て通過し普通列車のみが停車しますが、かつては急行列車が停車していました。 奈井江町の玄関口であり、平成28年まではみどりの窓口も設置されて主要駅の扱いでした。 しかし一連の経営問題で経費削減の…

JR北海道、自立経営の確立へ向けて

本日、国土交通省より「JR北海道の経営改善について」と「監督命令書」が公表されました。 JR北海道の経営改善について http://www.mlit.go.jp/report/press/tetsudo05_hh_000085.html 【別添1】JR北海道の経営改善について http://www.mlit.go.jp/common/001…

JR北海道、二度目の監督命令へ

国交相、JR北海道に監督命令へ 支援策の全容判明 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/212300 『経営難で赤字路線見直しを進めるJR北海道への国の支援策の全容が25日、分かった。国土交通相が経営改善を求め、JR会社法に基づく異例の監督命令を出…

府屋駅

新潟県の最北に位置し、旧山北町の中心駅となる府屋駅です。 特急いなほも停車し、みどりの窓口も設置されています。 跨線橋は地方では珍しいコンクリート製ですが、海に近く潮風の影響を受けやすいためでしょう。 昭和49年竣工で国鉄の信濃川工事局が設計し…

あつみ温泉駅

国鉄時代からのコンクリート造りな駅舎が残る羽越本線・あつみ温泉駅です。 特急列車も停車し、近くには名の通りあつみ温泉が位置する主要駅です。 国鉄時代には温海駅と名乗って温海町の代表駅でしたが、難読な地名のため温海(あつみ)の読み方をPRするべく現…

信濃大町駅

大糸線で最大の中間駅が信濃大町駅になります。 大糸線の線名の由来にもなっていますが、大町から糸魚川へ向かう(松本~信濃大町は私鉄を買収)ことによるものです。 立山黒部アルペンルートの玄関口でもあり、扇沢駅へは毎時1本程度バスが出ています。 木造…

関電トンネルトロリーバス(扇沢駅にて)

扇沢駅が関電トンネルトロリーバスの拠点となる場所です。 トロリーバスの車庫があり、整備・点検を実施しています。 ここからは、信濃大町駅や長野駅への路線バスが発着し、乗り継ぎ地点でもあります。 駅前に駐車場はありますが、シーズン期は満杯になるほ…

関電トンネルトロリーバス

ケーブルカーは黒部湖駅までですが、関電トロリーバスは黒部ダム駅と別になっています。 黒部湖駅から黒部ダム駅までは徒歩連絡となり、黒部ダムのアーチ部分を歩く形です。 黒部ケーブルカーまでは立山黒部貫光の運営でしたが、関電トンネルトロリーバスは…

黒部ケーブルカー

黒部平駅から黒部湖駅までは、黒部ケーブルカーが接続します。 区間は800m程度、駅構内を除いた全区間がトンネル内を走行します。 車両は汽車会社製で、昭和44年製造となっています。 黒部ケーブルカー開業以来、40年弱に渡り現役で稼働しています。 黒部湖…

立山ロープウェイ

大観峰駅からは黒部平駅まで立山ロープウェイが接続します。 このロープウェイは1スパン式と呼ばれ、約700mの間に支えが無いワイヤーで運行されています。 雪崩等で支柱が流されないよう、あえて支えをなくしているようです。 ロープウェイ車内からは、支柱…

立山トンネルトロリーバス

室堂ターミナルからは、日本国内でも2系統しかないトロリーバスが接続します。 立山黒部貫光が運営する立山トンネルトロリーバス、2019年度からは日本唯一のトロリーバスとなります。 一見するとバスですが、架線から給電をする無軌条電車となり、鉄道扱いと…

立山高原バス

立山黒部アルペンルートで、美女平駅~室堂を結ぶバスが立山高原バスです。 立山~黒部平までケーブルカー・バス・トロリーバス・ロープウェイとありますが、全て立山黒部貫光㈱で運営されています。 美女平駅前はバス車両の留置場と給油所があり、立山高原…

立山ケーブルカー

6月26日に立山黒部アルペンルート行きました。 ほぼ丸一日移動だけでしたが、ユニークな乗り物を乗り継いでいくのは楽しかったものです。 池袋から富山までは夜行バス、電鉄富山から立山まで電車でいずれも富山地方鉄道です。 地方私鉄でもバス事業の分社化…

在りし日の中央バス滝川ターミナル

2018年3月31日まで、北海道中央バスの滝川ターミナルが有りました。 滝川駅から徒歩3分程度離れており、中央バスのターミナルとして長年機能してきました。 滝川市内線・郊外線(浦臼・北竜・深川・美唄・芦別方面)・札幌方面の高速バス等 全てが乗り入れて滝川駅以…

ジェイアールバス関東 東関東支店(2017年8月訪問)

八日市場から移転・新築となった、JRバス関東でも一番新しい東関東支店です。 ここは八日市場を発着する高速バスや国鉄バス時代から脈々と続く、多古線や栗源線の一般路線バスを運行しています。 広い構内を持ち、給油・メンテナンス・留置それぞれもゆとりのあ…

岩手県北自動車 宮古営業所(2018年1月訪問)

106急行やBEAM-1、宮古地区の一般路線バスを担当するのが岩手県北自動車・宮古営業所です。 営業所では乗車券や回数券、バスカードを取り扱っています。 年季を感じる建物ですが、今なお現役です。 106急行で使用されるヒトものバスです。 貨客混載の記念すべ…

大井川鐵道・閑蔵駅

大井川鐵道・井川線の閑蔵駅です。 現在閑蔵~井川で運休となっているため、暫定的に終着駅となっています。 無人駅のようですが、終着駅となっているため係員が常駐しているようです。 小さな列車に小さな待合所、とてもよく似合います。 駅は閑蔵駅前バス停…

大井川鐵道の路線バス

(撮影日…2018年5月23日) SL列車とアプト式列車で有名な大井川鐵道ですが、わずか2系統ながらも路線バスが走っています。 1つは千頭駅から奥泉駅前を経由して寸又峡温泉まで向かう系統、もう1つは千頭駅から井川線と並行し閑蔵駅まで向かう系統です。 寸又峡…

JR北海道 減りゆく特急利用者と増えていく空港利用者

これは平成16年度~平成29年度における、夏休み期間中において各方面特急の乗車人員のグラフです。 夏休み期間中は道外からの観光客が最も多くなるシーズンです。 特急列車の利用者も年末年始に次いで、多くなる時期となります。 JR北海道では繁忙期の終了後…

JRバス東北 平庭高原線(白樺号)

盛岡駅からいわて沼宮内駅・葛巻を経て久慈駅へ向かう、JRバス東北の一般路線バスです。 所要2時間45分で1日5往復運行されています。 都市間バスでもありますが、利用者が少なく、国と岩手県から補助金を受給している模様です。 かつては急行バスとしてバス急…

JR北海道 平成29年度決算を分析①

今までに得られるデータを用いて、JR北海道の経営状況を分析しました。 これらは、あくまでJR北海道単体のデータであり、JRタワー等の事業を始めとする子会社の営業成績は考慮していません。 また端数は切り捨てとなっており、合計が合わない箇所もあります…

快速リアスと106急行バス

山田線で盛岡~宮古を走破する列車は1日4往復しかありません。 そのうち1往復半が快速リアスとして運行されています。 最速で盛岡~宮古を2時間5分で結びますが、普通列車でも2時間14分で走破しています。 駅間距離が長く全般的に駅数が少ないため、通過によ…

八戸線 キハ40

(2018年2月11日 八戸駅) 2018年3月改正で姿を消した八戸線用キハ40です。 紅白の盛岡支社色で運用されており、原形エンジンを積んだままなのが特徴的でした。 唸るも加速が鈍い車両でしたが、海岸沿いを走る平坦なローカル線では、さしたる影響が無かったので…

JR北海道、発足以来最大の赤字

JR北海道、過去最大の営業赤字416億円 新幹線悪化 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/188410 表記の通りJR北海道の平成29年度決算は発足以来最大の赤字を表明しました。 JR北海道単体の売上高が897億円あまり、昨年度並みの売上を確保できたようで…

JRバス東北 スワロー号

岩手県の二戸駅から久慈駅を一般道経由で結ぶスワロー号です。 東北新幹線の八戸延伸時に久慈市へも新幹線効果を波及させるべく、2002年に運行が開始された路線バスです。 全区間一般道ながら表定速度は46km/h程度、高速仕様車を利用しつつも路線バスとして…

JRバス東北 早坂高原線

早坂高原線は岩手県の岩泉町に位置する龍泉洞から、岩泉町市街を経て盛岡を結ぶJRバス路線です。 山間部を走り所要2時間以上を要することから、全区間一般道を経由しながらも高速仕様車が使われています。 運賃表示器があり整理券方式の運賃後払いで、一般路…

在りし日のすーぱー湯~遊号

2018年4月改正で廃止となったJRバス東北の路線バス、すーぱー湯~遊号です。 盛岡駅から東北自動車道経由で荒屋新町駅・浄法寺を経て二戸駅へ向かう路線でした。 かつて荒屋新町駅~浄法寺~二戸駅の一般路線バスがJRバス東北による運行でしたが、2008年に荒…

快速アイリス

2016年3月ダイヤ改正で普通列車に格下げされた、長万部→函館を走る快速アイリスです。 下り列車は既に普通列車へ格下げとなっており、朝8時頃に長万部を発車し10時頃に函館へ到着するダイヤとなっていました。 七飯~函館は函館近郊輸送も兼ねて、各駅に停車…

快速しもきた

青森・八戸、そこから下北半島のむつ市への足として、都市間連絡を担う列車が快速しもきたです。 八戸発着は東北新幹線と接続し首都圏や仙台との陸路最速アクセスを担い、青森発着は県都青森市へのアクセスを担うとのです。 地方でこのような快速列車はかつて…